WiMAXの利用者は年々増加していますが,皆さんはご利用でしょうか。
私もWiMAXを利用していて,未だに使い慣れているW05を使用しています。
私はW05に何の不満もなく使い続けていますが,W04やそれ以前の機種をお使いの皆さんはルーター端末に対してイラッとすることはありませんか。
ルーター端末に不満を抱いているのなら,それは機種変更を検討するチャンスかもしれません。
そこで今回は,WiMAXルーター端末の機種変更を行う際の基準とどうすればお得に使い続けられるかをお伝えします。
目次
端末の交換は必要?
ルーター端末の機種変更を行うといっても,今すぐに交換する必要があるのか,まだまだ使えるのか,判断するのが難しいと思います。
ここでは,ルーターにどのような兆候が現れた場合に機種変更を行うべきなのか,症状別にご紹介します。
バッテリーが半日も持たない
これは,モバイル型ルーターを利用している方のみに起こり得ることですが,毎日使っていると次第にバッテリー持ちが悪くなってきます。
バッテリーの持ちは回線の利用頻度や通信量によっても変化しますが,電池の状態が良好な場合は半日以上は持つことが多いです。
しかし,バッテリーが劣化してくると利用できる時間が短くなり,頻繁な充電が必要になります。
モバイル型ルーターで使われている電池はリチウムイオンバッテリーで,適切な取り扱い方をすることで寿命を伸ばすことができます。
特に満充電状態(100%)にしたり,電池切れ(0%)を起こしたりすると,極端にバッテリーの性能が低下します。
リチウムイオンバッテリーは,20%~80%の間で利用するのが望ましいと言われているため,就寝時に充電したままの状態で放置するのは止めましょう。
また,リチウムイオンバッテリーは最高許容周囲温度が45度と定められていますので,真夏の車中で放置したり,暖房器具のそばに置く行為も寿命を縮める原因となります。
充電がうまくできない
これもモバイル型ルーターに限ったことなのですが,長年愛用しているとだんだん充電ができなくなってきます。
私も経験があるのですが,USB充電コードをしっかり挿していても数時間立って使おうと思ったら使えないということがあるのです。
これはルーターのUSB差込口がヘタってきていて,時々通電できていない時があるというのが主な原因のようです。
ルーターによってすぐヘタるものとそうでないものがあり,個体差というよりは機種ごとに強い弱いがあるようです。
充電コネクタ部分には負荷がかかりやすいため,充電ケーブルを接続したまま落としたり,無理な方向へ引っ張ったりするとすぐに傷んでしまいます。
なるべく安定した場所で充電し,余裕を持ってケーブルの抜き差しを行うように心がけることが大切です。
通信速度が遅い
この症状は古い機種をご利用の場合に該当することが多くなっています。
原因は2つあって,1つ目はルーター端末の性能自体が低く,次第に満足できないほど遅く感じられるようになるケースです。
ルーター端末側の性能も年々向上しているため,やはり後継機種はスペックが良くなっています。
古いルーター端末の性能を上げることはできませんので,お早めに交換されることをおすすめします。
そして,2つ目はルーター端末が不具合を起こしている場合です。
ルーターも機械ですから,時々不具合を起こすこともあります。
最初は年に1回あるかないかの不具合でも,古くなってくると不具合が頻発してきます。
ファームウェアアップデートによって修正される不具合も多いですが,古くなってくると新機種ほどにはファームウェア更新をしてくれなくなります。
また,据え置き型ルーターの場合はアップデート以外で再起動することはあまりないと思いますので,調子が悪くなってきたなと思ったら,まず端末を再起動してみてください。
端末の再起動だけで動作が安定した場合はそのまま使い続けても構いませんが,依然として症状が改善しない場合は端末ごと交換する必要がありそうです。
機種変更するには
WiMAXで何年も同じ機種を利用していると,そろそろ新しい端末に交換したいなと思いますよね。
他にも調子が悪くなって使い物にならないといったことがあるかもしれません。
そこで,次項では機種変更を行う2種類の方法をご説明します。
機種乗り換えキャンペーンを利用する
これは,現在契約中のプロバイダーの機種変更キャンペーンを利用して乗り換える方法です。
プロバイダーにもよりますが,3年契約の場合は2年目に新機種へ変更できるプログラムが用意されていることが多いです。
新機種への変更を推奨しているプロバイダーもあり,機種変更の対応はプロバイダー次第といったところです。
プロバイダーの公式サイト上で機種変更についての案内がない場合は,サポートセンターへ連絡して新機種へ変更できるか訪ねてみるのが良いですね。
新規プロバイダーで契約し直す
この方法は,現在利用しているプロバイダーを解約して別のプロバイダーへ乗り換える方法です。
WiMAXでは1人で複数契約することが禁止されていません。
当然別プロバイダーで契約すれば新規契約者として扱ってもらえるため,キャンペーンの利用でお得に利用できる場合があります。
ただし,キャンペーンの対象は1人1回までの制限がついている場合もありますので,よくご確認の上お申し込みください。
この方法を用いる場合は現在契約中のプロバイダーを解約する必要があります。
更新月での解約でなかった場合,解約違約金が発生することがありますので,ご注意ください。
機種乗り換えキャンペーンの利用は注意
前項の1つ目でご紹介した,契約中のプロバイダーで機種変更プログラムを利用して新機種へ乗り換える方法は気をつけるべき点がいくつかあります。
下記に注意すべきポイントを挙げましたので,ご覧いただいた上でご自身でも各プロバイダーの対応を個別にご確認ください。
端末代金や事務手数料が必要
契約中のプロバイダーによっては,機種変更を行う際に端末代金や事務手数料が追加で必要になる場合があります。
事務手数料は通常3,000円で済みますが,端末代金は20,000円前後と高額で約半年分の月額利用料に相当しますので注意してください。
機種変更で発生する料金は各プロバイダーの公式サイトで案内されていることが多いですが,曖昧な表記で分かりづらいときは迷わずサポートセンターへご連絡いただき,オペレーターの方からしっかりと聞くことが大切です。
最近では公式サイトにチャットシステムを導入しているプロバイダーもあるようですので,電話が苦手な方はチャットで問い合わせてみても良いかもしれません。
月額料金が高くなる
これもプロバイダーによってまちまちなのですが,月額料金が一定でなく段階的に高くなっていくプロバイダーは要注意です。
基本的に3年目以降の利用料金が上がるプロバイダーは少ないように思いますが,長期間使えば使うほど月額料金が上昇していくところもありますので,契約をよくご確認ください。
お使いのプロバイダーで更新月以降の利用料金が高くなる場合は,新規のプロバイダーに乗り換えて機種変更されることをおすすめします。
また,現在の月額利用料が基本料金だけ(オプションを除く)で税抜4,500円を超えている場合は高めですので,この場合も新規プロバイダーへお乗り換えいただくことをおすすめします。
契約期間が延長される
機種変更キャンペーンを利用して新機種に乗り換えると,契約期間が延長される場合があります。
契約期間が延長されてしまった場合,解約できるタイミングを失い,同じプロバイダーで数年間利用し続けなければならなくなります。
今の契約の更新月が近い場合は更新月まで待ってから一旦解約し,その後改めて興味のあるプロバイダーに申し込み直すことをおすすめします。
理由は簡単で,ほとんどのプロバイダーでは契約期間に自動更新が適用されているため,違約金が発生しない更新月は1ヶ月しかありません。
その更新月は2年や3年単位でしか回ってこないため,次の更新月まで待つより,新規プロバイダーでキャンペーンを利用して契約した方がお得に利用できるからです。
機種変更は新規プロバイダーで!
このような観点から,現在ご契約中のプロバイダーで用意されている機種変更キャンペーンを利用するのはリスクが高く,お得に利用できないと言えます。
月額料金や端末代金,事務手数料など安くできるものは少しでも安くしたいですよね。
一見,機種変更キャンペーンはお得なように感じますが,新規で契約し直した方が遥かにお安く利用できます。
ここで,改めて新規プロバイダーに乗り換える理由を下記にまとめました。
- キャンペーンの利用OK
- 安い月額料金
- 最新機種をGET
現在機種変更をお考えの方は,この機会に新規プロバイダーへ乗り換える検討をされてはいかがでしょうか。
お得に乗り換えて,上質なインターネットライフを手に入れましょう!
現在,GMO とくとくBBでは最大31,000円の高額キャッシュバックキャンペーンを実施しています。
ご興味があれば,チェックしてみてくださいね。
とくとくBBは,インターネット関連業を幅広く手掛けるGMO社によって運営されているプロバイダー。最大31,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しており,ルーター端末代金は無料。
Broad WiMAXは,月額料金が安いので余分な出費を抑えられる。一部の地域で店舗受け取りサービスが利用でき,最短当日から使い始められる。他社回線からの乗り換えで違約金を負担してもらえるのも魅力的。
カシモWiMAXは毎月利用料金が割引され,3年目も安く利用できる。ルーター端末は最新機種の取り扱いがあり安心である。使い方がわからないときは電話1本で手厚いサポートが受けられる点も高評価。
BIGLOBEは最低利用期間が1年で短いため,気軽に試すことができる。ルーター端末ありのプランを契約すると,15,000円のキャッシュバックが受けられる。口座振替決済に対応しており,利用しやすい。
SPACE Wi-Fiはレンタル型サービスで,契約期間に縛りがない。月単位で契約でき,出張や旅行時に重宝する。事務手数料や端末代金などの初期費用や違約金は一切必要なく,手軽に利用できるのが特徴である。