【TP-Link Tapo H100 レビュー】自動化対応のチャイムつきスマートハブ

TP-Link社が販売するスマートホームシリーズのTapoブランドに、ハブやセンサー、スイッチなどの新製品が登場。手頃な価格設定と優れたパフォーマンスを提供しますが、現時点では大手のPhilipsやSwitchbotほどの応答性能・拡張性はありません。

Tapoシリーズではこれまで、スマート電球やテープライト、スマートプラグといった、製品ごとにWiFiへ接続してアプリで設定する商品を販売していた。

しかし、今回ご紹介するスマートデバイス類は、メインを担うスマートハブ「Tapo H100」だけがWiFi通信を行い、その他のセンサーやスイッチはハブとだけ通信する仕組み。

ハブとセンサー・スイッチ間は、サブGHz帯と呼ばれるWiFiよりも低周波の帯域を活用し、消費電力を抑えながら広範囲で利用できるTapoエコシステムを採用している。

本記事では、実際に使用する場所や環境を想定しつつ、ハブ・センサー・スイッチをまとめてレビューした。

MEMO
本記事はメーカー様より商品提供いただき作成しています。

Tapo H100|チャイム機能つきスマートハブ

Tapo H100は、後ほど紹介するセンサーやスイッチと連携するためのハブ。

シンプルな見た目で、中央にはスピーカーを内蔵している。

側面にはSYNCボタン。

基本的にアプリから設定を行うので、このボタンを使う場面は少ない。

コンセントの周りには丸い出っ張りがある。

恐らく、(販売国ごとに)コンセントプラグの形状を変更しやすいように、このような形になっているのだろう。

通常の壁面コンセントに取り付けると、こんな感じ。

ACアダプターと同じくらいのサイズ感で、意外と分厚い。

もう一方のコンセントまで塞がることはなかったが、大きなプラグとの併用はできない。

付属品は以下写真のとおり。

初期設定はTapoアプリから行う。操作は手順に沿って進めれば簡単だ。

Tapo H100は、2.4GHz帯のWiFiと接続するので、電波が途切れない位置に設置しよう。

本製品はあくまで連携製品を接続するための機器なので、Tapo H100本体に画期的な機能は搭載されていない。

唯一、Tapoアプリから呼び出しベルを鳴らす機能はあるが、Tapo H100単体でこの機能を使う機会は少ないと思う。

呼び出し音は19種類の中から選択可能、音量も変更できる。ただし、オリジナルの音源を設定することはできない。

仕様

製品名 Tapo H100
WiFi対応規格 2.4GHz帯のみ
DHCPによるIPアドレス自動割り当てが有効で
かつWPA・WPA2で保護していること
通信プロトコル 868MHz / 922MHz
電源 AC: 100~240V 50/60Hz
付属品 Tapo H100本体
かんたん設定ガイド

Tapo T110|スマート接触センサー

Tapo T110はドアや窓に設置して、開閉動作を検知・記録するセンサー。

手のひらに収まる大きさで、重さも25gと軽量。

側面には電池フタの開ける方向が「OPEN」と表示されているのだが、スライドする方向はなぜか逆… というのは内緒にしておこう。

CR2032ボタン電池で、1年以上の運用が可能らしい。

本体の取り付けは、付属の両面テープを使う。

両面テープは少し厚みがあるので、その分を考慮して設置してほしい。

ドアや窓は開き戸と引き戸の両方に対応。

各センサーは最大1.5cmまで離れても大丈夫だ。

実際に開閉を行うと、下記のようにアプリ上で記録が表示される。

もちろん、スマホで通知を受けることもできるぞ。

そのほか、帰宅時に電灯を点けたり、特定時間帯だけセンサーが感知した場合に(ハブから)アラート音を鳴らしたりといった使い方も。

ただ、センサーに対応する製品がまだ少ないため、現時点の使い道は以下の3つのみになる。

仕様

製品名 Tapo T110
通信プロトコル 868MHz / 922MHz
電源 CR2032 ×1個
利用条件 スマートハブ (Tapo H100)必須
付属品 Tapo T110本体
CR2032電池 (テスト用)
両面テープ
かんたん設定ガイド

Tapo S200B / S200D|スマートボタン&調光器

Tapo S200Bはダイヤル機能つきのスマートボタン。

このボタン1つで「押す」と「回す」の2通りの操作ができる。

写真では伝わりづらいかもしれないが、このボタンが想像より大きい。直径4cmほど。

500円玉やPhilips Hueのスマートボタンと比べると分かりやすいかも。

少しデカいなぁ…というのが正直な感想だが、押しやすさは程よい。

壁面への取り付けは、内蔵磁石と付属の両面テープの2種類から選べる。

ただし、内蔵磁石が弱いのか、ボタンを回転させようとすると、高確率で土台ごと回ってしまう。

ゆっくり回せば問題ないが、日常使いでは雑に扱うと思うので、ストレスなく使いたい場合は両面テープでの固定がおすすめだ。

ちなみに、Tapo S200BとS200Dは付属品の土台が異なる。

S200Bには丸い金属板が、S200Dには大きめのプラスチック板が同封されている。

いずれを購入した場合でも、スイッチの仕様に違いはない。

以前に当ブログで紹介した、同社のスマートランプ「L530E」と組み合わせて利用してみた。

ハブとスイッチ、ランプの3つをTapoアプリに登録したら、スイッチのスマートアクション設定を行う。

完了したら、スイッチを「押す」でON / OFF、「回す」で明るさ or 色温度を変更できるようになった。

動作が若干モッサリしているのが気になるが、(ハブとの通信が途切れない範囲で)いつでもどこでも手軽に操作できるメリットは大きい。

例えば、子どもの起床時間に部屋の電灯を台所から点ける、介護が必要な方の近くに置いておくなど、役立つ場面は様々にあると感じた。

仕様

製品名 Tapo S200B
Tapo S200D
通信プロトコル 868MHz / 922MHz
電源 CR2032 ×1個
利用条件 スマートハブ (Tapo H100)必須
付属品

Tapo S200B Tapo S200B本体
CR2032電池 (テスト用)
取り付け用テンプレート
滑り止めテープ
両面テープ
かんたん設定ガイド
Tapo S200D Tapo S200D本体
CR2032電池 (テスト用)
ウォールプレート
滑り止めテープ
両面テープ
かんたん設定ガイド

まとめ

この記事では、TP-Link製スマートホームシリーズ「Tapo H100」「TapoT110」「Tapo S200B」「Tapo S200D」の4種類をレビューした。

Tapoシリーズは、優れたパフォーマンスと手頃な価格に重点をおく、スマートホーム業界では比較的新しいブランド。

現状は対応製品が少ないものの、各商品が二千円程度で入手できたり、サブGHz帯を使用して広範囲・省電力で運用が可能だったりと、評価できる点も多い。

これからラインナップが拡充されれば、スマートホーム化を進める上で間違いなく選択肢のひとつになるだろう。

個人的には、1つの商品に複数の機能を詰め込むのではなく、気軽に買って試すことができるような商品展開をしてもらえるとありがたい限りだ。

今回は以上。