「高校生って未成年だからWiMAXの契約できないんじゃない?」
「未成年の契約って手続きの流れは同じなの?」
このような疑問をお持ちの方もおられると思います。
WiMAXではクレジットカード決済が必要なプロバイダーが非常に多くなっています。
「高校生であればデビットカードの発行は可能だからデビットカード決済も可能だよね?」
このように考えておられる方もいるかも知れませんが,WiMAXはデビットカードでの契約はできません。
5・6年前は一部のWiMAXプロバイダーでデビットカードを使用して申込みができたという報告もありましたが,今現在そのような話は一切聞きません。
そこで今回はWiMAXの契約は高校生でも可能なのかをお伝えしていきます。
目次
そもそも未成年がWiMAXを契約することは可能なのか
皆さんがいちばん気になっているのは,この点ではないでしょうか。
結論からいうと,未成年でもWiMAXの契約は可能です。
しかし,通常の契約手順に加えて,追加の手続きが必要になります。
また,WiMAXプロバイダーによっては未成年の契約を推奨していない場合もあります。
下記で未成年がどのWiMAXを契約しやすいか,有名なWiMAXプロバイダー別にまとめました。
GMO とくとくBB
GMO とくとくBBでは学生に対して学割制度を設けており,積極的に未成年の方にも利用してもらおうという雰囲気が伝わってきます。
GMO とくとくBBでは,高額なキャッシュバックキャンペーンも実施しており,魅力的なプロバイダーの1つです。
ただ,決済方法がクレジットカードのみとなっているため,高校生が自分で契約するには利用しづらいプロバイダーです。
最低利用期間も3年と長く,2年以内に解約すると2万円ほど違約金が発生しますので,ご注意ください。
BIGLOBE
BIGLOBEでも未成年による申し込みを受け付けています。
GMOとくとくBBと比較すると劣りますが,キャッシュバックキャンペーンも実施しています。
キャッシュバックは契約月の翌月には受け取れます。
決済方法はクレジットカード決済の他に口座振替にも対応していて,高校生にもおすすめできるプロバイダーです。
口座振替でもキャッシュバックキャンペーンに参加することが可能です。
最低利用期間は1年で,1年以内に解約した場合でも違約金は1,000円で済みます。
その一方,GMO とくとくBBでは発生しなかった端末代金が必要になります。
Borad WiMAX
Broad WiMAXでも未成年による申し込みは可能ですが,サポートは最低ランクだと思います。
私もBroad WiMAXを利用したことがありますが,メールや電話のサポートはめちゃくちゃです。
特にメールでのやり取りは,送信した内容に対して適切な回答が得られないため,何度もやり取りが必要になります。
時には,送信したメールに対して別々の方から2通メールが届き,書かれている指示が異なることもあります。
決済方法は口座振替にも対応していますが,口座振替で申し込むと高額な初期費用が発生します。
端末代金は無料ですが,最低利用期間は3年と長く,途中解約の危険がある場合はBIGLOBEをおすすめします。
途中解約した場合の違約金はGMO とくとくBBと同様に高額になっていますので注意してください。
UQ WiMAX
UQ WiMAXの場合は未成年でクレジットカードを持っていなければ,親権者名義のクレジットカードで申し込むことが許可されています。
もちろん,高校生の皆さんが口座振替で契約することも可能です。
ただ,WiMAXの本家公式プロバイダーということもあり,キャッシュバックなどのキャンペーンは一切行っていません。
端末代金も発生し,最低利用期間は2年に設定されています。
2年以内に解約した場合の違約金は,BIGLOBEと同じ1,000円です。
手厚いサポートを受けたい場合はUQ WiMAXで申し込むのもありですが,BIGLOBEの方が条件も価格も優れています。
クレジットカードで支払うか,口座振替で支払うか
まず,月々のWiMAX月額利用料をどの決済方法で支払うのかが重要になります。
母親や父親など両親に相談して親権者名義で契約するのであれば,クレジットカードでの支払いをおすすめします。
なぜなら,クレジットカードでの支払いが圧倒的に有利だからです。
クレジットカード決済であれば本人確認書類の提出など面倒な手続きも不要ですし,出費も最小限に抑えることができます。
しかし,高校生自身がWiMAXを契約するのであれば,口座振替に対応しているプロバイダーを選択する必要があります。
口座振替はクレジットカード決済に比べて,キャッシュバック額が減額されたり,高額な初期費用が発生したり,振替手数料が必要になったりと料金が高くなりがちです。
加えて契約時に本人確認手続きや口座情報の登録などを郵送で行わなければならない場合や契約にあたり審査が必要になる場合もあり,実際に利用できるようになるまで時間がかかります。
契約には親権同意書が必要
WiMAXを契約するには,どのプロバイダーでも親権同意書が必要になります。
未成年者は,親権者の同意なしに契約を行うことはできません。
契約後,プロバイダーのホームページで親権同意書のフォーマットをダウンロードして記入後,郵送またはFAXしなければなりません。
契約後にサポートセンターから親権同意書のフォーマットがPDF形式で送られてくる場合もあります。
その後多くの場合は親権者の電話番号宛にプロバイダーのサポートセンターから電話がかかってきます。
電話で親権者の同意が確認できれば正式契約になります。
結論: 高校生の契約は禁止されていない
高校生でも契約自体を行うことは可能ですが,利用料金はクレジットカード決済時と比較して高くなります。
そのため,可能であれば両親や兄姉など20歳を超えている方に相談して親権者名義で契約してもらうことで,格段に安く利用できます。
高校生自身で契約: BIGLOBE
親権者名義で契約: GMO とくとくBB
今回は,高校生の未成年者がどのプロバイダーで申し込みできるかをご紹介してきました。
これから快適にインターネットを利用するために,このページがお役に立てれば幸いです。
とくとくBBは,インターネット関連業を幅広く手掛けるGMO社によって運営されているプロバイダー。最大31,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しており,ルーター端末代金は無料。
Broad WiMAXは,月額料金が安いので余分な出費を抑えられる。一部の地域で店舗受け取りサービスが利用でき,最短当日から使い始められる。他社回線からの乗り換えで違約金を負担してもらえるのも魅力的。
カシモWiMAXは毎月利用料金が割引され,3年目も安く利用できる。ルーター端末は最新機種の取り扱いがあり安心である。使い方がわからないときは電話1本で手厚いサポートが受けられる点も高評価。
BIGLOBEは最低利用期間が1年で短いため,気軽に試すことができる。ルーター端末ありのプランを契約すると,15,000円のキャッシュバックが受けられる。口座振替決済に対応しており,利用しやすい。
SPACE Wi-Fiはレンタル型サービスで,契約期間に縛りがない。月単位で契約でき,出張や旅行時に重宝する。事務手数料や端末代金などの初期費用や違約金は一切必要なく,手軽に利用できるのが特徴である。