WiMAXは店舗とネットのどちらでも申し込むことができますが,利用料金は異なるのでしょうか。
また,店舗ではできてネットではできないこと,その逆はあるのでしょうか。
ほとんどの家電量販店では,その店独自のプロバイダー会社を用意してWiMAXの契約ができるようになっています。
店頭ではネットで実施していないキャンペーンを実施していることもあります。
今回は,店頭での契約とネットでの契約,どちらがより安く利用できるのかそれぞれの特徴を交えながらお伝えします。
目次
WiMAXを申し込む方法
冒頭でもご紹介しましたが,WiMAXではネット申し込みの他に家電量販店などの実店舗でも申し込むことができます。
それぞれどこで申し込みができるかご説明します。
インターネット
インターネット上で申込可能なプロバイダーは10社以上あります。
ここでは,代表的なWiMAXプロバイダーを下記に挙げてみました。
- GMO とくとくBB
- BIGLOBE
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
上記の中には,ご存知のプロバイダーもあるかもしれません。
特にUQ WiMAXはWiMAXの本家公式プロバイダーであるため,サポートも手厚く受けることができます。
キャンペーンも頻繁に行っており,契約者に対して良心的なプロバイダーも数多く存在します。
実店舗
実店舗では,auショップと家電量販店で契約ができます。
WiMAXの親会社はauも取り扱っているKDDIであるため,auショップでの契約も受け付けています。
家電量販店では,ヨドバシカメラやビックカメラ,ヤマダ電機など大手会社が取り扱っています。
これらの家電量販店では,一番身近にWiMAXの利用を検討することができます。
WiMAX契約ができる家電量販店では,WiMAX契約用のブースが用意されています。
実店舗で申し込むメリット
ここでは,実店舗で契約する際のメリットについて,詳しく見ていきます。
実店舗で確認してから契約したいと考えている方は,参考になさってください。
実際に説明を聞ける
家電量販店などの実店舗では,契約前に不安に感じていることを販売店員さんに相談できます。
販売店員さんによっては最適な別プランをおすすめしてくれることもあります。
また,ほとんどの販売店員さんは実際にWiMAXを利用したことのある方ですので,様々な知識を持ち合わせています。
自分が利用したい場所でWiMAXが使えるか不安な場合は一度,店員さんに聞いてみると良いと思います。
即日利用開始できる
auショップやWiMAXを取り扱っている家電量販店では,その場で契約することが可能です。
店舗で納得のいく説明が聞けたら,その店員さんに頼んで契約しましょう。
契約には少し時間がかかるかもしれませんが,その場で使い方などを説明してくれて利用できるようになります。
また,インターネット契約では利用できないWiMAX端末の故障保証も利用できる場合があります。
私の経験上,2年ほど同じ端末を使っていても故障したことはありませんが,初期不良品に当たる場合もありますし,水没してしまったり,充電コネクタを折ってしまうなど物理的に壊してしまう場合もあります。
自然故障のみの場合は,利用者が起因で起こった故障は保証対象外となります。
物損保証付きの場合は,自らの不注意で故障した場合に保証対象となる場合があります。
実店舗で申し込むデメリット
ここからは,実店舗で申し込む場合は気をつけるべきポイントを見ていきます。
店舗スタッフには当たり外れがある
これは本当によくあることなのですが,相談する販売店員さんを間違えると,有益な情報を得るどころか,相談した内容にもきちんと答えてくれません。
このような場合,販売店員さんがWiMAXブースの方ではない可能性があります。
家電量販店では3大キャリア(au・docomo・Softbank)や格安SIMの契約ブースと隣合わせでWiMAXの契約ブースが用意されていることも多く,相談した店員さんが別ブースの店員さんの場合,自社のサービスばかりを勧めてくるといった状況になります。
販売店員さんによっては自社ブランドのロゴがプリントされた上着を着ている場合もありますので,よく見て他社の方に相談してしまわないようにしてください。
販売店員さんがWiMAX担当の方でも,WiMAXサービスに対してあまり詳しくない方もおられます。
そのような場合には別の販売店員さんを捕まえるか,来店日時を改めることが必要です。
店舗へ出向く必要がある
インターネット契約と比較した場合のことですが,販売店舗へ足を運ぶ必要があります。
特に雨天時は来店者が少なくおすすめです。
しかし,店頭に置いてあるWiMAX端末は必ず在庫があるとは限りません。
WiMAXでも1年に1回以上の頻度で最新端末が発売されるため,店舗によっては品切れだったり,在庫が回ってこなかったりということがあります。
在庫切れの場合は取り寄せ扱いとなり,早ければ1週間,遅いと1ヶ月以上使い始められません。
そして,実店舗でのキャンペーンはインターネット契約時のキャンペーンより小規模であるため,ほとんど実店舗で月額利用料が安くなることはありません。
理由は単純でインターネット契約と比較して,実店舗では販売店員さんの人件費がかさむためです。
インターネットでの申し込み
インターネット上で申し込むと,実店舗での販売で発生する人件費や店舗の賃借料が必要ないため,その分高額なキャッシュバックを受けることができます。
また,WiMAXサービス提供プロバイダーも10社以上あるため,複数のプロバイダーからご自身にあったところを選べます。
ここからは,インターネット上で契約する場合の特徴をご紹介します。
キャッシュバックを受けられる
前述しましたが,実店舗での契約では実現しない高額なキャッシュバックキャンペーンを実施しています。
キャッシュバックを受け取るには手続きが必要ですが,きちんと行えば確実にキャッシュバックを受けることができます。
キャッシュバックに加えて,WiMAX端末代金も無料になるプロバイダーもあり,非常に魅力的です。
口座振替も選択可能
実店舗で契約する場合はクレジットカード決済が必須ですが,インターネットで契約できるプロバイダーの中には口座振替に対応している会社もあります。
そのため,クレジットカードを所有していない方でもWiMAXを契約できます。
口座振替での決済でもキャッシュバックを受けられるプロバイダーもあるため,選択肢が格段に増えます。
ネットでもWiMAXを試せる
本家の公式WiMAXプロバイダー「UQ WiMAX」では,WiMAX契約前に無料でWiMAXを体験できる「Try WiMAX」というサービスを提供しています。
このサービスでは,実際に契約する前に利用者が使いたい場所でWiMAXの電波をキャッチできるかやWiMAXの通信速度を確認することができます。
実店舗に出向かなくても,ネット上から「Try WiMAX」に申し込めば,2週間の間WiMAXを存分に体験できます。
結論: WiMAXはネットで契約すべき
ここまで,実店舗とインターネット上とどちらで契約するのが良いか見てきましたが,いかがでしたか。
断然ネットで契約がを行う方がお得に利用できることがお分かりいただけたと思います。
インターネット上で契約できるプロバイダーでも,契約前の相談を受け付けています。
相談をご希望の方は,ご興味のあるプロバイダーのホームページからメール,チャット,電話のいずれかでご相談ください。
ネットで契約できるプロバイダー
- GMO とくとくBB
- BIGLOBE
- Broad WiMAX
- UQ WiMAX
実店舗でもインターネットでもそれぞれ利点と欠点がありますので,それを理解した上でWiMAXをご契約いただければと思います。
とくとくBBは,インターネット関連業を幅広く手掛けるGMO社によって運営されているプロバイダー。最大31,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しており,ルーター端末代金は無料。
Broad WiMAXは,月額料金が安いので余分な出費を抑えられる。一部の地域で店舗受け取りサービスが利用でき,最短当日から使い始められる。他社回線からの乗り換えで違約金を負担してもらえるのも魅力的。
カシモWiMAXは毎月利用料金が割引され,3年目も安く利用できる。ルーター端末は最新機種の取り扱いがあり安心である。使い方がわからないときは電話1本で手厚いサポートが受けられる点も高評価。
BIGLOBEは最低利用期間が1年で短いため,気軽に試すことができる。ルーター端末ありのプランを契約すると,15,000円のキャッシュバックが受けられる。口座振替決済に対応しており,利用しやすい。
SPACE Wi-Fiはレンタル型サービスで,契約期間に縛りがない。月単位で契約でき,出張や旅行時に重宝する。事務手数料や端末代金などの初期費用や違約金は一切必要なく,手軽に利用できるのが特徴である。