10社比較して分かるレンタルサーバーの正しい選び方 【初心者向け】

この記事で解決すること
  • レンタルサーバーは何社ぐらいあるの?
  • レンタルサーバーを契約したいけどどこが最適か分からない。
  • 良いレンタルサーバーと悪いレンタルサーバーの見分け方は?
  • 今一番おすすめのレンタルサーバーを知りたい。

この記事では上記のような疑問を解決します。

これからお伝えする「レンタルサーバーの正しい見分け方」を理解すれば,初心者の方でも自分に合ったレンタルサーバー選びができるようになります。

実際に私が運営しているサイトではエックスサーバーConoHa WINGを使用していますが,問題が起こることなく快適に利用できています。

この記事ではレンタルサーバーの種類と比較ポイントを解説し,当サイトがおすすめするレンタルサーバー4社をご紹介します

読み終えれば,レンタルサーバー選びに迷うことなく,一瞬でおすすめのレンタルサーバーが分かりますよ。

【10社まとめて比較】 初心者のブログ運営に最適なレンタルサーバー

ブログ運営に最も適しているのがエックスサーバーです

17年の技術力と運営実績を生かして,国内最大規模のレンタルサーバーを提供しています。

最強のサーバースペックに加えて,大容量バックボーンネットワークを確保しているので,瞬間的な大量アクセスにも耐えうる環境になっているのです

ブログからコーポレートサイトまで幅広く対応し,様々な利用用途に活用できます。

エックスサーバー

サーバー会社 初期費用 月額料金 安定性 高速 WordPress利用 サポート体制

公式サイト
3,000円 900円~

公式サイト
無料 1,200円~

公式サイト
無料 880円~

公式サイト
無料~ 500円~

公式サイト
無料 900円~

公式サイト
無料~ 480円~

公式サイト
1,048円 524円~

公式サイト
無料~ 880円~

公式サイト
2,000円 800円~

公式サイト
1,500円~ 400円~

※利用上支障をきたす可能性がある下位プランは除外しています。
*初期費用・月額料金は通常時のものです。キャンペーンにより割引が適用される場合があります。
*特記がない限り,価格は税抜表示です。

【徹底解説】 レンタルサーバーの正しい選び方9つ

ではさっそく,レンタルサーバーを正しく選ぶのに必要な条件を見てみましょう。

どれもレンタルサーバー選びには欠かせないポイントです。

10社以上のレンタルサーバー利用経験がある私が「レンタルサーバー選びで失敗しない9つのポイント」について解説します。

あとで重要ポイントを思い出せるように,きちんと頭に入れておいてくださいね。

ストレージ容量

レンタルサーバーにもPCと同じようにストレージ容量の上限が定められています。

エックスサーバーなら200~400GB,ConoHa WINGなら250GB~450GBです。

200GB以上のプランが好ましいですが,通常のブログなら200GBを使い切ることはまずありません。

ただし,格安サーバーの100GBを下回るプランは将来的に不具合やトラブルを誘発させる可能性があるのでおすすめしません

ストレージの種類

レンタルサーバーで使用されるストレージには「HDD」「SATA SSD」「NVMe SSD」の3種類があります。

数年前まではHDDが主流でしたが,現在では「SATA SSD」もしくは「NVMe SSD」が一般的です。

SATA SSDはHDDと比較して最大40倍,NVMe SSDはSATA SSDと比較して最大14倍速くアクセスできます。(3種類の中ではNVMe SSDが最速)

したがって,ストレージ容量が大きくてもHDDで運用されているサーバーはサイトの読み込み速度が遅くなりがちです。

実際にGoogleは2010年から表示速度の重要性を述べています。

Speeding up websites is important — not just to site owners, but to all Internet users. Faster sites create happy users and we’ve seen in our internal studies that when a site responds slowly, visitors spend less time there. But faster sites don’t just improve user experience; recent data shows that improving site speed also reduces operating costs. Like us, our users place a lot of value in speed — that’s why we’ve decided to take site speed into account in our search rankings. We use a variety of sources to determine the speed of a site relative to other sites.

引用元: Google

Googleの発表によれば「サイトの反応が遅いと,訪問者の滞在時間は少なくなる」「サイトの速度を向上させることで運用コストの削減にもつながる」ということです。

また,2018年にはスピードアップデートと呼ばれるアルゴリズムの更新を行っており,これまで以上にサイトの表示速度を重要視すると発表しています。

つまり,いくら良質な記事を公開していても,レンタルサーバーの性能次第ではSEO面で不利な状況になり得るということなのです。

転送量

転送量はサイトデータの送受信にかかるすべての通信量を指し,サイトの訪問者が多くなればなるほど,転送量は増加します。

画像や動画などコンテンツのアップロードもカウント対象となり,サーバーとやり取りする全データが転送量に反映されます。

エックスサーバーは300~400GB/日,ConoHa WINGは9~12TB/月です。

1日あたり100GB,1ヶ月あたり3TBを下回る場合は快適に利用できません。

転送量無制限は使うな

サーバー会社によっては転送量無制限を謳うところがあります。

一見寛大なサービスに思えるかもしれませんが,これは罠と言っても過言ではありません。

なぜなら,転送量無制限で利用できるなんてあり得ないから。

ネットワークリソースは有限であり,無制限に通信できるわけがありません。

FAQや利用規約にひっそりと記載している場合がありますが,そのようなレンタルサーバーにデータを預けることは危険です。

契約前には「転送量無制限」を売り文句にしていないか,きちんと転送量が明記されているか確認するようにしてください。

ネットワーク回線の帯域幅

ネットワーク回線に余裕があるレンタルサーバーは不安定になりにくい傾向があります。

よく「サーバーが落ちた」という言葉を聞くと思いますが,それはサーバーに接続されているネットワークがアクセスを捌ききれなくなるために発生します。

サイトにエラーが表示されれば,訪問者は離脱してせっかくのアクセスが台無しに。

それどころか,「このサイトは当てにならない」というレッテルを貼られてしまい,マイナスの印象までも与えてしまうのです。

特に低価格帯のレンタルサーバーはネットワーク設備が不完全であることが多いです。

せっかくブログ運営するなら,最初から不安を感じないレンタルサーバーを選びたいですね。

マルチドメインとデータベース数

マルチドメイン数とは独自ドメインが登録できる数を,データベース数とはデータベースが作成できる上限数を意味します。

複数サイトを同一のレンタルサーバーで運用する場合に,マルチドメイン数が制限されているとサイトを増やすことができません。

データベースはWordPressサイトで必ず使用し,基本的に1サイト1データベースを利用します。

特にWordPressではMySQLと呼ばれるデータベースを用いるため,MySQLが使えないレンタルサーバーはNGです。

エックスサーバーConoHa WINGmixhostなどでは「マルチドメイン数」「データベース数」ともに無制限なので,あとから新サイトを立ち上げる際も別サーバーを契約する必要はありません。

料金

申し込み時に1度だけ支払う初期費用と毎月発生する月額料金の2種類があります。

最近は初期費用がかからないレンタルサーバーも増えていますが,通常は3,000円前後が相場です。

私の場合は利用価値のあるレンタルサーバーであれば,初期費用がかかっても契約するようにしています。

サービス品質は初期費用の有無だけでは図れないので,「初期費用が無料のレンタルサーバー」=「利用価値のあるレンタルサーバー」という固定概念は持たないようにしましょう。

月額料金に関しては,初心者であれば1,000~2,000円ぐらいのプランがおすすめです

500円以下で提供するレンタルサーバーがありますが,サポートが受けられなかったり,サーバーの性能が悪かったりとサービス面が充実していません。

下記記事では無料サーバーの危険性について解説しています。

9社まとめて比較! 無料レンタルサーバーを選ぶリスクと7つのポイント

サーバー移転ほど時間を取られる作業はありませんから,長期で安心して利用できるサーバー選びを心がけてくださいね。

割安料金で利用するには

ほとんどのレンタルサーバーでは長期契約することで割安価格が適用されます。

3ヶ月や6ヶ月,1年などありますが, 1年以内で前払いするのが得策です。

なぜなら,突然レンタルサーバーの品質が変わるかもしれないから。

現時点で最高水準のサービスであっても,2年後3年後には使えないサービスになっている可能性があります。

そんなときに何年も契約していたら,他のレンタルサーバーに移りにくくなってしまいますよ。(これは私の経験談です)

WordPess簡単インストール

WordPressを利用する場合には簡単インストール機能がついたレンタルサーバーを選びましょう。

今ではほとんどのレンタルサーバーで提供されている機能ですが,手動でインストールすると多くの手間と時間がかかります。

簡易インストール機能を使えば,数ステップで簡単にインストールでき,サイト開設も難しくありません。

重要なのはサイト開設後の記事作成なので,インストール作業に時間を割かないことが大切です。

無料SSL証明書

SSLとはサイト上で送受信するデータを暗号化して通信する技術のことです。

企業やECサイト,ネットバンキングでは機密性の高い情報を扱うため,有料のSSL証明書を利用しています。

しかし,ブログなど一般のウェブサイトであれば高額なSSL証明書を使う必要はありません。

無料SSL証明書はレンタルサーバー側で自動更新してくれるので,期限切れになる心配もありません。

自動バックアップ

レンタルサーバー側の自動バックアップはいざという時に役立ちます。

バックアップは手動で行うのが基本ですが,面倒になって放置しがち。

でも,データの破損や誤削除でバックアップデータが必要になるのはいつも突然です。

そんなときサーバー側で自動的に生成されたバックアップがあれば,すぐに直近の状態に戻せます。

データが飛んで後悔する前に,バックアップ機能が備わったレンタルサーバーにしておこう。

サポート

レンタルサーバー選びのなかで意外に重要なのがサポート体制です。

なぜなら,トラブルが発生したときにすぐ対処する必要があるから。

急にサイトが閲覧できなくなったり,システム障害が起こったりしたときに密な連携ができるかどうかは大きな違いです。

メールはすぐに返事をもらうことが困難なため,電話サポートが利用できるといいですね。

【厳選】おすすめレンタルサーバー4社

本記事で紹介するレンタルサーバーは下記条件をすべてクリアしているので安心してください。

  • ストレージ容量
  • 転送量
  • ネットワーク回線の帯域幅
  • マルチドメインとデータベースの数
  • 料金
  • WordPressの簡単インストール
  • 無料SSL証明書
  • 自動バックアップ
  • サポート

これまで多くのレンタルサーバーを使用してきた私が,初心者におすすめできるレンタルサーバーを4つご紹介します

自分に最適なレンタルサーバーがあるか探してみてくださいね。

エックスサーバー

エックスサーバーは国内シェアNo.1を誇る最強レンタルサーバーです。

大容量バックボーンネットワークと稼働率99.99%以上により,安定的な運用が可能です。

現在は190万ものサイトが収容されていて,17年の豊富なノウハウと確かな技術力で他社を圧倒しています。

これまで大規模なアクセス障害が発生したことはなく,突発的なアクセス集中にも耐える設備設計となっています。

サポート体制も充実しており,メールの他に電話での問い合わせに対応しています。

私はこれまで複数のレンタルサーバーでサポートを利用しましたが,エックスサーバーがずば抜けて迅速で丁寧な印象です。

質問に関する返答もすぐもらえるので,安心してデータを預けられますよ。

エックスサーバー

ConoHa WING

ConoHa WINGはとにかく高速化したい方におすすめのレンタルサーバーです。

ストレージ容量が大きかったり,初期費用がかからなかったりとエックスサーバーを意識した構成になっています。

ConoHa WINGが独自チューニングしたキャッシュ機能により,WordPressサイトの大幅な遅延削減を実現しました。

私も今現在利用していますが,明らかに体感速度が速く,快適に利用できるサービスだと感じています。

エックスサーバーと同様にメールまたは電話でのサポートに対応していて,レスポンスも速いほうだと思います。

多くのブロガーが注目するConoHa WINGで表示速度の高速化を目指そう!

ConoHa WING

mixhost

mixhostは「高速」と「低価格」の両方を実現するレンタルサーバーです。

世界各国で爆発的な人気を誇る「LiteSpeed」Webサーバーと「CloudLinux」OS,「cPanel」サーバーパネルを採用し,操作性の良い最新構成サーバーに仕上がっています。

長期契約で他社より安くなるので,初心者の方でも利用しやすいのではないでしょうか。

AI搭載のWAFやウイルススキャンなどセキュリティ対策も万全で,国内最大級の高速バックボーンに直結。

ハイスペックな高速環境と低価格どちらも手に入れるなら,mixhostで決まり!

mixhost

ロリポップ!

ロリポップ! は2001年から運営している老舗の格安レンタルサーバーです。

月額100円で利用できるプランが展開されていますが,月額500円以上のスタンダードプラン以上をおすすめします。

下位プランは電話によるサポートが受けられず,ストレージ容量と転送量が少ないです。

一方,ハイスピードプランでは他社に匹敵するスペック構成になっていて,高速化も見込めます。

以前は安かろう悪かろうの印象が強かったロリポップ! ですが,爆速宣言なるプロジェクトが始動してからサーバーやネットワークがテコ入れされ,速度と安定性を追求したスペックに生まれ変わりました。

サポートのレスポンスも速くて丁寧なので,とにかく低価格で抑えたいという方におすすめします!

ロリポップ

【結論】 サーバー選びで悩んだらエックスサーバーに決定!

今回は初心者向けにレンタルサーバーの正しい選び方について解説し,おすすめレンタルサーバーを比較・紹介しました。

最後にもう一度確認
  • レンタルサーバーの正しい選び方
    ストレージ容量: 100GB以上推奨
    転送量: 100GB/日以上推奨
    ネットワーク回線の帯域幅: バックボーンネットワークが確保されていること
    マルチドメインとデータベースの数: 無制限
    料金: 月額料金は1,000~2,000円,初期費用はかかって良い
    WordPress簡単インストール: 必須
    無料SSL証明書: 必須
    自動バックアップ: 必須
    サポート体制: 電話に対応していること
  • おすすめレンタルサーバー
    初心者に超おすすめのエックスサーバー
    高速化を優先するならConoHa WING
    低価格で高速化に挑戦したいならmixhost
    格安料金でポピュラーなサーバーはロリポップ!

本記事でお伝えした「レンタルサーバー10社のまとめ表」であなたに最適なレンタルサーバーが瞬時に分かったと思います。

レンタルサーバー選びでお困りならエックスサーバーがおすすめです。

「高速」「安定性」「料金」「サポート」どれをとっても評価が高く,国内シェアNo.1のレンタルサーバーです。

17年の運営実績とノウハウを持つ信頼性抜群のエックスサーバーで,快適なブログライフをスタートさせよう!

レンタルサーバーの契約とドメイン取得を同時に行いたい方は,下記記事を参考にしてみてくださいね。

4社比較 初心者に教えたいレンタルサーバー会社でドメイン取得する意味

今回は以上です。

エックスサーバー

 

サーバー会社 初期費用 月額料金 安定性 高速 WordPress利用 サポート体制

公式サイト
3,000円 900円~

公式サイト
無料 1,200円~

公式サイト
無料 880円~

公式サイト
無料~ 500円~

公式サイト
無料 900円~

公式サイト
無料~ 480円~

公式サイト
1,048円 524円~

公式サイト
無料~ 880円~

公式サイト
2,000円 800円~

公式サイト
1,500円~ 400円~

※利用上支障をきたす可能性がある下位プランは除外しています。
*初期費用・月額料金は通常時のものです。キャンペーンにより割引が適用される場合があります。
*特記がない限り,価格は税抜表示です。