WiMAXはGMO とくとくBBやBIGLOBE,Broad WiMAX,UQ WiMAXなど契約できるプロバイダーが数多く存在します。
各プロバイダーでは,お得に利用できるキャンペーンや月額料金の割引を行って積極的に利用者を取り込もうとしています。
これらのプロバイダーが実施している割引は本当にお得なのですが,利用期間や利用スタイルによってはあまりお得に感じられない場合があります。
そのような場合でもWiMAXを利用するためには,大手プロバイダーと契約する必要があるのでしょうか。
今回は,皆さんの利用スタイルに合わせたおすすめのWiMAX契約方法をお伝えします。
目次
WiMAXの契約は大手が安く利用できて安心?
冒頭でもご説明したとおり,WiMAXが契約できるプロバイダーは10社以上あります。
これらの大手WiMAXプロバイダーで契約するのが一番安くかつ安心して利用できる方法なのでしょうか。
各種キャンペーンを実施
GMO とくとくBBでは,最大3万円ほどのキャッシュバックが受けられるキャンペーンを実施していて,大手プロバイダーの中でもトップのキャッシュバック額を誇るプロバイダーです。
各プロバイダーが実施しているキャッシュバックキャンペーンをうまく利用することで,1年間分の月額利用料金が実質無料となる場合があります。
これらのキャンペーンは,大手プロバイダーの資金力があってできるものです。
そのため,会社が小さかったり,知名度が低いプロバイダーでの契約では実現しません。
キャンペーンの利用は,大手プロバイダーで契約する醍醐味であるといっても良いでしょう。
ネットで簡単契約
WiMAXを提供しているプロバイダーは,一部を除いて契約までの手続きがすべてネット上で簡単に行なえます。
書類を郵送したり,店舗や事務局などに出向いて契約する必要はありません。
また,クレジットカード決済で契約すると面倒な本人確認書類の提出が不要な場合も多く,スムーズに利用を開始できます。
プロバイダーによっては最短で契約日の翌日から利用を開始できるところもあり,店舗での契約に劣らないスピードです。
解約もネットで完結する場合が多く,実店舗に足を運ぶ必要がなく契約・解約できるのは嬉しいですね。
月間通信制限がなくLTEより高速
WiMAXではどのプロバイダーと契約しても,ギガ放題プランで契約していれば月間通信制限がありません。
LTE回線では月間で利用できる通信容量が決まっており,その通信容量によって一定の月額料金を支払っています。
WiMAXでは3日間で10GB以上通信した場合は速度制限が実施されるものの,制限時間は当日18時から翌日02時までとなっていて,制限後の速度も1Mbps前後です。
朝と夜が逆転した生活をされている方は利用しにくい仕様かもしれませんが,通常は夜間より昼間に通信すると思いますので,ほぼ通信制限は受けることがないといえます。
そして,LTE回線を上回った通信速度を実現しているため,WiMAX電波の受信状況が良好であれば高速なインターネットを利用できます。
大手プロバイダーは必ずしもお得ではない?
これまでご説明してきた特徴を見る限り,大手プロバイダーと契約するのが快適で安く利用するための近道に感じます。
もちろん,契約どおりに利用すれば,大手プロバイダーで契約するのが最もお得だと思います。
ただ,すべての場合に当てはまるわけではありません。
もし,最低利用期間が3年のプロバイダーで1年や2年だけ使って解約したくなった場合はどうでしょうか。
契約書には最低利用期間内に解約すると違約金が発生すると記されているはずです。
ここで,あれっと思った方もいるかもしれません。
そう,大手プロバイダーではWiMAXサービスの最低利用期間が設けられているのです。
WiMAX提供プロバイダーは契約後1ヶ月や半年で解約されてはたまりません。
そのため,最低限利用しなければならない期間を設定してその期間内で解約したいときは違約金を取るようにしているのです。
この最低利用期間というのはそれぞれのプロバイダーが決めているため,1年のところもあれば3年のところもあります。
主にキャッシュバックなどのキャンペーンを行っているところは,最低利用期間が長い傾向にあります。
一度契約してしまうと,途中で解約するのは大変なのです。
それでは,どうすれば解約時の違約金負担を減らせるのでしょうか。
次項では,これまでの大手プロバイダーと少し違うサービスをご紹介します。
SPACE Wi-Fiはある意味最強かもしれない
WiMAXの利用は大手プロバイダーで契約した場合のみではありません。
SPACE Wi-FiはWiMAX端末を買い取るのではなく,レンタル扱いで利用するサービスなのです。
SPACE Wi-Fiは民泊施設で利用したい方々に向けて開始したサービスでしたが,一般の方も利用できることから注目を集め,今では多くの方が利用しています。
手軽に利用・解約できるサービスとなっていますので,下記で特徴的な部分をご説明します。
手数料一切なし
見出しの通り,SPACE Wi-Fiの契約には事務手数料・初期手数料・違約金・解約手数料が一切発生しません。
利用開始時も契約解除時も月額料金のみの支払いで利用できます。
特に,大手WiMAXプロバイダーの事務手数料はおよそ1ヶ月分の月額料金に相当するため,安く利用したい方にはおすすめできるサービスです。
月額料金も大手WiMAXプロバイダーとほとんど変わらず,リーズナブルな価格です。
最低利用期間はありませんが,契約月の1ヶ月間は利用する必要があります。
SPACE Wi-Fiでは同じようなサービスを展開している10社を調査して,常に最安値で利用できるように努力しています。
これこそ,最強のWiMAX利用サービスではないでしょうか。
大手プロバイダーと利用回線が同じ
SPACE Wi-Fiでの提供サービスはLTEとWiMAXと2種類があります。
LTE回線の場合はWiMAXと異なりますが,WiMAX端末であれば大手WiMAXプロバイダーの回線と同じです。
回線速度やサービス提供エリア,通信制限容量なども通常契約する場合と変わりありません。
口座振替にも完全対応
WiMAXプロバイダーによってはクレジットカード決済しか利用できない場合も多い中,SPACE Wi-Fiでは口座振替で決済可能です。
口座振替手続きも契約後にSPACE W-Fiから送信されるメールに従って口座情報を登録するだけで簡単です。
口座振替に対応することで,様々な年齢層の方が利用しやすいサービスだといえそうです。
結論: 利用期間によってはお得が違う
利用期間がWiMAX契約前から2年や3年と決まっている場合は大手WiMAXプロバイダーと契約することで最安料金で利用できます。
ただし,いつ解約するか分からない,他のサービスへ乗り換える可能性がある,という場合にはSPACE Wi-FIをおすすめします。
利用者側からすれば,長期利用が決定しているのは,正直なんともいえないですからね…
- 長期利用・WiMAX端末が欲しい: GMO とくとくBBなどの大手プロバイダー
- 短期利用・とりあえず違約金を支払いたくない: SPACE Wi-Fi
ここまで,大手WiMAXプロバイダーと民泊Wi-Fiの特徴をそれぞれご説明してきましたがいかがでしたか。
サービスの品質については,どちらも変わりません。
皆さんが利用予定の期間とサービスに対する考え方で,どちらのサービスが快適に利用できそうかご判断ください。
とくとくBBは,インターネット関連業を幅広く手掛けるGMO社によって運営されているプロバイダー。最大31,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しており,ルーター端末代金は無料。
Broad WiMAXは,月額料金が安いので余分な出費を抑えられる。一部の地域で店舗受け取りサービスが利用でき,最短当日から使い始められる。他社回線からの乗り換えで違約金を負担してもらえるのも魅力的。
カシモWiMAXは毎月利用料金が割引され,3年目も安く利用できる。ルーター端末は最新機種の取り扱いがあり安心である。使い方がわからないときは電話1本で手厚いサポートが受けられる点も高評価。
BIGLOBEは最低利用期間が1年で短いため,気軽に試すことができる。ルーター端末ありのプランを契約すると,15,000円のキャッシュバックが受けられる。口座振替決済に対応しており,利用しやすい。
SPACE Wi-Fiはレンタル型サービスで,契約期間に縛りがない。月単位で契約でき,出張や旅行時に重宝する。事務手数料や端末代金などの初期費用や違約金は一切必要なく,手軽に利用できるのが特徴である。