ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM5社 初心者が知っておきたい4つの特徴

ウサギさん

格安SIMにも回線の種類があるの? ソフトバンク回線って他とどう違うの?

今回はこのような疑問にお答えします。

数年前は格安SIMについてよく知らない方が大半でしたが,今や格安SIMを扱う事業者は30社以上もあり,利用者も増加しています。

そんな格安SIMでは契約後に利用する回線の種類が1種類ではないのです。

今回はその中でもソフトバンク回線を利用する格安SIMの特徴とおすすめプロバイダーについて詳しく解説します。

ソフトバンク回線の格安SIMとは

格安SIMで利用できる回線の1つにソフトバンク回線があります。

そもそも格安SIM事業者は自社回線を保有しておらず,大手キャリアから借り受けた回線で運用しています。そのため,回線自体の整備・管理を行う必要がなく,大手キャリアよりも安価な利用料金を実現できています。

ただ,大手キャリアの回線を利用していても格安SIMと大手キャリアではサービス内容や通信速度が異なります。加えて,格安SIMサービスを利用する際は格安SIM事業者と契約することになり,回線だけ大手キャリアのものを借りる形になります。

そして,ソフトバンク回線の格安SIMはauやdocomo回線より後発であることもポイントです。

格安SIMでは回線を利用するために大手キャリアへ接続料金を支払っています。接続料金の設定はキャリアごとに異なるのですが,格安SIMサービスが始まった当初はソフトバンクだけ異様に高かったのです。

したがって,格安SIM事業者側もソフトバンク回線の導入だけ見送らざるを得ませんでした。

しかし,ここ数年でソフトバンク側が接続料金を他社と同水準になるよう見直したため,現在ではソフトバンク回線を取り扱っている格安SIM事業者も増えてきています。

エリア

ソフトバンク回線の格安SIMサービスでは,本家ソフトバンクと同じエリアを利用できます。

ソフトバンクでは山間部やトンネル,地下,列車の車内などでも快適に利用できるようになっています。

回線や基地局の増強も日々行っており,より快適なモバイル回線を利用できるように努めています。

また,ソフトバンク回線は配送業者が利用するモバイル端末でも利用されており,全国で繋がりやすいことが証明されています。

対応周波数帯 (バンド)

ソフトバンク回線の格安SIMで利用する周波数帯に関しても,本家ソフトバンクと同じになっています。

バンド (周波数帯) 備考
1 (2.1GHz) 主要周波数帯の1つで,ほとんどの端末でカバーされている。
3 (1.8GHz) ソフトバンクが買収したEmobile(現Y! mobile)の主要周波数帯で,高速通信に特化している。カバーしているエリアもBand 1に続いて広い。
8 (900MHz) 主要周波数帯の1つでプラチナバンドと呼ばれる。周波数帯が低いため,建物内や山間部などで電波が回り込み,拾いやすくなる。
11 (1.5GHz) 実験的に使用されている周波数帯であるため,非対応でも問題ない。
28 (700MHz) 日本国内の一部の地域で運用されている周波数帯で,これもプラチナバンド。Band 8に対応していれば,こちらに対応していなくても大丈夫。
42 (3.5GHz) キャリアアグリゲーションと呼ばれる高速通信で利用する周波数帯。ソフトバンクでは,auやdocomoほどキャリアアグリゲーションによる高速化を推進していないため,さほど重要ではない。

ソフトバンク回線で最も重要な周波数帯は,Band 1 / 3 / 8です。特にBand 8はプラチナバンドとなっており,地方や山間部などの電波が届きにくい場所で利用する際に必須です。

Band 28もプラチナバンドですがBand 8ほど重要な周波数帯ではないため,非対応でも問題ありません。

また,ソフトバンクが回線の整備を行う際もメインバンド(Band 1 / 3 / 8)を重点的に行う傾向があることから,この3つの周波数帯に対応した端末を用意する必要があります。

ソフトバンク回線格安SIMの特徴

ソフトバンク回線を利用する格安SIMサービスにはたくさんの特徴があります。

良い点だけでなく注意すべき点もありますので,あわせてご紹介します。

メリット1: 通信速度が速い

ソフトバンク回線の格安SIMはauやdocomo回線より後発ということもあり,利用者が少ない傾向にあります。(格安SIM事業者によってはソフトバンク回線の契約者数が多い場合もあります。)

契約者が少なければ1人あたりが利用できる帯域幅も広くなるため,必然的に高速なインターネット通信が可能になるのです。

そして,ソフトバンクは他社と比較して高品質な回線を提供していることで有名で,法人契約を行っている企業も多くあります。

多くの企業や会社から信頼されている回線だからこそ,それを裏切るような低品質なサービスを提供する可能性は限りなく低いのではと思います。

メリット2: テザリングが利用できる

ソフトバンク回線では多くのスマホがテザリング機能を利用できるようになっています。

au回線の場合は仕様によりテザリングが利用できない機種がありますが,ソフトバンク回線なら問題ありません。

例えばmineoの動作確認端末一覧ページを確認すると,iPhoneでもテザリング機能を利用できることが分かります。

iPhoneではインターネット共有設定から,Androidではテザリング設定から利用することができます。

また,本家ソフトバンクのキャリアショップで購入したスマホはSIMロック解除手続きを行うことなく,そのまま利用できます。

面倒な手続きで二の足を踏んでいる方も,ソフトバンク回線の格安SIMを選択することで簡単に乗り換えられますよ。

デメリット1: 利用料金が高い

格安SIMで取り扱いのあるauやdocomo回線と比較すると,ソフトバンク回線は高くなりがちです。

もちろん,本家ソフトバンク回線と比べると格段に安いのですが,高品質回線を提供するためには多少の価格差が生まれてしまうのです。

▲mineo デュアルタイプ基本料金

▲LINEモバイル 基本料金

上記の料金表をご覧いただくと分かると思いますが,mineoの場合はソフトバンク回線がau回線よりも450円割高になっています。

ただ,LINEモバイルのように全回線の価格を揃えて提供している(同じデータ容量で価格差がない)事業者もありますので,他社回線との価格差が気になる方はこのようなプロバイダーをご検討いただければと思います。

デメリット2: オプションが少ない

ソフトバンク回線が格安SIMに登場したのは他社回線より遅いため, au・docomo回線で利用できるオプションと比べると選択肢が少ない印象です。

プロバイダーによってはau・docomo回線のみオプションを提供しており,ソフトバンク回線には用意していないケースも見られます。

とは言っても,mineoのようにオプションサービスにきちんと対応している格安SIM事業者もありますので,ご安心ください。

ソフトバンク回線のおすすめ格安SIM5選

格安SIMサービス開始当初は取り扱いがなかったソフトバンク回線ですが,今では多くのプロバイダーで契約が可能になっています。

格安SIMではそれぞれの事業者ごとに異なるプランやサービスを提供していますので,どこで契約すれば良いのかわからない方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では5つの格安SIM事業者に厳選してご紹介します。

LINEモバイル: SNSフリー

LINEモバイルでは全プラン標準でLINEの通信量をカットするサービスが付属しています。

今やほとんどの方が日常的に利用するLINE。その通信量がすべてノーカウントになれば,これまで圧迫してきたデータ容量を大幅に改善できるはず。

場合によっては,契約するプランを1段階下げても余裕で利用できるかもしれません。

また,LINEに加えてTwitterとInstagramの通信量もカットする「SNSフリーオプション」,LINE MUSICやSpotifyの通信量までもがカウントされなくなる「SNS音楽フリーオプション」が提供されています。

よく利用するサービスが含まれている場合はオプションサービスに加入することでさらにお得に利用できるのでおすすめです。

その他にもフィルタリングサービスを無料提供していて,小さなお子さんが利用する場合でも追加料金を支払うことなく使えるようになっています。

mineo: マルチキャリア対応

mineoはトリプルキャリアに対応している格安SIMサービスで,なんと言ってもオプションサービスの豊富さが魅力です。

mineoの独自サービス一覧 (一部)
エココース 回線が混雑しやすい通勤時間や昼間の時間帯に速度制限を実施する代わりに,基本料金が最大450円引きになる。
通話定額サービス 月間最大30分間または60分間定額で国内通話が利用できる。
LaLa Call 通話料金がお得になる050IP電話サービスで,固定電話並みに通話料を抑えられることもある。
スマート留守電® 留守番電話の内容をメールやSMSで受信できる。留守番電話の内容を自動的に文字に起こしてくれるため,音声を聞く必要がなく便利。
三者通話・グループ通話サービス 1対1の電話スタイルを覆す,複数人で同時通話ができる。通話中に新たに別の人を呼び出すことが可能になる。
パケット放題 低速モード・通信制限時の通信速度を300Kbpsから500Kbpsに緩和できる。低速モードでは通信量がカウントされなくなるのも高評価ポイント。
mineo WiFi by エコネクト 国内に10万以上あるWi-Fiスポットを定額で利用できる。Wi2やBBモバイルポイントなど主要なホットスポットに対応しており,PCやタブレットでも利用可能。
思い出アルバム by Keepy 思い出の写真をクラウド上に保存し,家族間で共有できる。招待した人しか見られないため,安心して使える。
安心バックアップ 定額でスマホのデータを容量無制限にバックアップできる。連絡先や予定,画像などのコンテンツを保護するのに最適。
5G通信オプション 5G回線が利用できるようになる。ただし,5G対応スマホを所有している必要があり,5G対応エリアでのみ利用できる。格安SIMで初の5G通信が解禁に。

ベーシックなものから他社では提供していない面白みのあるものまで,幅広いサービスを提供していますので多くの方に満足してもらえるサービスになっているのではないでしょうか。

また,初月無料で提供されているオプションも数多くありますので,興味があるサービスや利用に不安があるサービスでも試供することが可能です。

肝心の利用料金は6段階のシンプルな構成になっていて迷う心配もありません。

公式ウェブサイトでは自動でおすすめのプランを診断してもらえるので,自分に最適なプランが見つけられない方は試してみてください。

Y! mobile: ソフトバンクのサブブランド

Y! mobileはソフトバンクグループが運営する格安SIMサービスです。

サブブランドと呼ばれる立ち位置で,最大のウリは高品質なモバイル回線ではないでしょうか。

他社の格安SIM事業者と比較にならないほど,高速なインターネット通信が可能です。速度が落ち込みやすい昼間の時間帯や通勤時間帯でもほぼ低下することなく利用できます。

そして,音声通話付きSIMを契約した場合は10分以内の国内通話が無料になります。さらにオプションへ加入することで,回数・時間が無制限の完全かけ放題サービスが利用できるようになります。

日頃から電話をかけることが多い方や常に安定した高品質回線を利用したい方におすすめです。

b-mobile: ソフトバンク回線格安SIMのパイオニア

b-mobileはソフトバンク回線の格安SIMでの運用をどの事業者よりも先駆けて行いました。

現在は音声通話付きSIMが契約できる「990 JUST FIT SIM」と,データ専用SIMが契約できる「190 PAD SIM」が用意されています。

利用料金は使った分だけ支払う従量制を採用していて,全く利用しなかった月は990円(音声通話付きSIMを契約した場合)の維持費用を支払うだけで済むようになっています。

また,サポート体制も充実しており,契約前でも電話やメールで連絡すると相談に乗ってもらえたり,分からない点を詳しく教えてもらえたりします。

格安SIMを初めて契約する方でも安心して利用いただけるのが最大の特徴です。

nuroモバイル: ソニーが手がける格安SIM

nuroモバイルはソニーモバイルコミュニケーションズが運営する格安SIMサービスで,以前に0SIMと呼ばれる最低利用料金が0円の格安SIMを提供していました。

今は最安300円でお試し契約することが可能になっており,最低利用期間やプラン変更に縛りはありません。

最新Xperiaスマホの取り扱いがあり,セットで契約すると安く購入できることが多くあります。

その他に,あらゆる種類の端末を月額500円で補償してもらえるサービスや,現在所有しているスマホを買い取ってもらえるサービスなど,独自サービスも展開しています。

本家ソフトバンクユーザーも安心して乗り換えられる

今回はソフトバンク回線の格安SIMについて,特徴とおすすめ事業者をご紹介しました。

格安SIMの中でもソフトバンク回線なら高品質なモバイルネットワークを構築しているので,満足される方が多いと思います。

現時点でソフトバンクユーザーの方でも,新規で契約を考えている方でも,格安SIMの特徴を知っておくことで,後悔しないプラン選びができます。

各プロバイダーではそれぞれ異なったサービスやプログラムを用意していますので,ご自身に合うものを見つけてくださいね。

今回は以上です。