悩んでいる人
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本記事ではそんなお悩みを解決します。
格安SIMは低価格で利用できる反面,大手キャリアと比較して劣る部分があります。
その代表格とも言えるのが,通信速度の遅さ。
LINEやネット検索,音楽配信サービスの利用程度であれば問題ないですが,少し重いファイルをダウンロードしようとすると時間がかかることも珍しくありません。
そこで今回は,格安SIMで通信速度が遅くなる原因と理由をお伝えし,おすすめのモバイル回線をご紹介。
10回線以上契約経験のある私が,初心者の方にも分かりやすい図解でご説明しますね。
目次
格安SIMの通信速度が遅いと感じるワケ
まずは,ネット速度が遅いと感じる場面を3つご紹介します。
- 混雑時間帯に利用している
- 大容量のデータをダウンロードしようとしている
- 速度制限にかかっている
順番に見ていきましょう。
混雑時間に利用している
格安SIMは利用者が集中する時間帯に遅くなりがちです。
具体的には,通勤時間の7~8時,昼休みの12~13時,退勤時間の18~19時など。
上記グラフからも利用者の増減と通信速度の変化に関連性があることが読み取れます。
一方,利用者が少ない早朝やお昼下がりは,格安SIMとは思えない速さが出ることもありますよ。
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大容量のデータをダウンロードしようとしている
一気に大容量のデータファイルをダウンロードすると,遅く感じることがあります。
例えば,ゲームアプリのデータやストリーミングサービスの動画などが挙げられますね。
格安SIMはあくまでもモバイルデータ通信なので,固定回線ほどの安定性はありません。
ダウンロード途中で通信が切れて最初からやり直しになるなんてことも珍しくありませんよ。
速度制限にかかっている
月間の通信容量を上回ると,自動的に速度制限がかかります。
格安SIMに限った話ではないですが,これまで大手キャリアの無制限プランを使っていた方にとっては初耳かも知れません。
この場合,追加のデータ容量を購入するか,来月まで待つことで速度制限が解除されます。
ちなみにWi-Fiがあれば,速度制限中も気にすることなく快適に使い続けられますよ。
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格安SIMが遅くなりやすい理由
次に,格安SIMが大手キャリアよりも遅くなりやすい理由をご説明します。
- 格安SIMは自社回線を持っていない
- 輻輳が起きやすい
- 利用料金が下がって利用者が急増した
順を追って分かりやすくお伝えしますね。
格安SIMは自社回線を持っていない
大手キャリアと格安SIMの大きな違いは,自社回線を保有しているかどうかです。
格安SIMは大手キャリアが整備した回線の一部を借り受けているので,どうしても大手キャリアより通信速度が低下してしまうのです。
その反面,大手キャリアと同じ電波を使うことで日本全国の幅広いエリアで利用できるようになっています。
また,回線の維持費用が必要ないので,利用料金の低価格化にもつながっていますよ。
輻輳が起きやすい
格安SIMが速度低下を引き起こす原因は,十分な帯域を確保できていないことにあります。
同じ時間帯に利用者が集中することでデータが捌ききれなくなり,速度低下を招いてしまうのです。
この状態を輻輳と呼び,混雑時には上記図のように車が渋滞している状況となります。
とは言っても日々回線の増強を行っているので日常使いに支障が出るほどではありません。
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料金が下がって利用者が急増した
2020年下半期ごろから,携帯電話会社の価格競争が激化しています。
身近なところでは各大手キャリアから20GBの低価格プランが登場し,格安SIMも大幅な料金値下げに踏み切りました。
格安SIMはさらなる低価格を打ち出したことで利用者が急増しており,契約者数に対して十分な回線強度を確保できていないところも。
最近になって遅くなったのなら,利用者の増加で一時的に不安定になっていると考えられますね。
格安SIMの通信速度が遅いと感じる方におすすめしたい回線
悩んでいる人
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本項ではこんなお悩みを解決できますよ。
- 格安SIMを使いたいなら【サブブランドへ乗り換え】
- データ通信を大量に使いたいなら【大容量データSIMを追加契約】
- 通信容量を気にしたくない&安定性重視なら【WiMAXを追加契約】
上記3つのおすすめ回線について,順番に詳しく解説しますね。
格安SIMを使いたいなら【サブブランドへ乗り換え】
格安SIMで低価格に運用したいなら,サブブランドへの乗り換えがおすすめです。
サブブランドとは,KDDIグループのUQモバイルやSoftbankグループのY! mobileを指します。
これらのサブブランドは大手キャリアグループが運営しており,回線帯域を優先的に使えるようになっています。
そのため,利用者が集中する時間帯でもほとんど速度低下は見られず,安定した通信を実現しています。
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データ通信を大量に使いたいなら【大容量データSIMを追加契約】
とにかく大容量のデータ通信が必要なら,データ専用SIMの追加契約をおすすめします。
データ専用SIMはネット通信に特化したプランなのでより安価に契約できます。
30GB~100GBと大容量でYouTubeやゲーム好きの方も大満足のはず。
ただ,データ専用SIMは電話機能が使えないので,あくまでサブ回線としての利用が前提ですよ。
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1台のスマートフォンに対して2枚のSIMカードが使える機能。
例えば,電話とSMSはメイン回線,データ通信はサブ回線というように任意のSIMカードに割り当てて利用できます。
Chat WiFi SIM
とにかく低価格で利用できるのが,Chat WiFi SIM。
高品質なSoftbank回線を利用し,電波強度に問題なし。
1日で3GBや3日で10GBなどの容量制限がないのも醍醐味です。
25GBと50GBの2プランがあり,月額3,278円から使えますよ。
25GBが月額3,278円
Nomad SIM
運営会社の信頼面で選ぶならNomad SIM。
他の事業者より丁寧かつ迅速に対応している印象がありますね。
Chat WiFi SIMと同じSoftbank回線を利用し,速度も安定しています。
料金は少し割高ですが最短1ヶ月から利用できるので,初めての方や短期利用の方におすすめですよ!
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安心のNomad SIM
通信容量を気にしたくない&安定性重視なら【WiMAXを追加契約】
毎月100GB以上使う方や安定性を求める方におすすめなのが,WiMAXの追加契約。
WiMAXは独自回線網の整備により,固定回線並みに高速で安定した通信ができます。
3日で10GB以上だと速度制限がかかるものの,実施時間帯は夕方18時から翌日02時まで。
なので,日中にガッツリ使う方はWiMAXを契約すれば思う存分使えますよ。
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高額キャッシュバックつき
【まとめ】格安SIMが遅い理由は人によって違う
本記事では格安SIMの通信速度が低下する理由と,おすすめ回線をご紹介しました。
格安SIMは低価格で魅力がありますが,人によっては使いづらいと感じることもあるでしょう。
そんなときは別の格安SIMに乗り換えるか,追加の回線を検討してみてはいかがでしょうか。
- 格安SIMには遅くなる原因がいくつかある
- 原因の大半が輻輳による速度低下
- 今の格安SIMが不満なら,別回線を契約がおすすめ
まだまだ格安SIM市場は大きな変化を見せるはずなので,今後の動向に注目しましょう。
皆さんも格安SIMにプラスワンをして,もう少し快適なネット環境に変えてみませんか。
今回は以上です。
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